アメリカの留学生活に車は必須?

アメリカに留学を検討している方、車についても一度考えたみた方が良いかもしれません。

アメリカの留学生活に車は必要か?という問いに答えてみたいと思います。

私は大学時代にアメリカに留学していました。そのときの経験を元にアドバイスをしてみたいと思います。

アメリカ留学で車が必要なケース

車が必要になるかどうかは、次の2つのポイントによります。

  1. 滞在先の州・市
  2. 住む場所

ひとつずつ見ていきましょう。

滞在先の州・市の公共交通機関がどれだけ発達しているかで車の必要性が変わります。

端的に行って、次の3つの地域以外では公共交通機関は貧弱だと思ってよいです。

  • ニューヨークのマンハッタンとその周辺
  • サンフランシスコ
  • オレゴン州ポートランド市

日本は世界にほこる鉄道交通網が発達してる国です。

日本の感覚でアメリカに行くとびっくりします。

上記のエリア以外でもメトロ(都心の電車)が走ってる市は多くあります。

例えばシカゴやロサンゼルスなど。

しかし、治安や利便性を考えると、車を所有した方がQOL(Quality of Life)は格段にあがります。シカゴやロサンゼルスで車がない生活は著しく不便です。

そもそもアメリカの大学は都心ではない田舎に数多く存在します。

そうした田舎の大学に留学する場合は、なおさら車の購入を検討するべきでしょう。

ですが、田舎の生活でも車を持つ必要がないケースもあります。

それは、住む場所によるのです。住む場所とは、オンキャンパスなのか、オフキャンパスなのか、ということ。

オンキャンパスとは大学構内、という意味です。大学構内と言っても、日本の大学とはスケールが一回り違います。ひとつの村や街程度の大きさをイメージしてください。オフキャンパスとは大学構外の意味です。

オンキャンパスにある寮に住む場合、車は必要ありません。

大学生の生活は基本的にはキャンパス内で完結します。

クラスの出席、学生団体の活動、友達と遊ぶ、などはキャンパス内で徒歩か自転車で事足りるはずです。キャンパス内にバスが通ってる場合も多いでしょう。

一方、オフキャンパスに住む場合、車を検討すべきです。

オフキャンパスのアパートからは徒歩で通学できない距離の場合が多々あります。

キャンパスへ徒歩圏内のアパートももちろんありますが、その場合賃料が高いでしょう。

私の大学時代の友人や私自身は、大学入学初年度は車は持たずにオンキャンパスにある寮で暮らす。大学に慣れてきた2年目あたりにオフキャンパスのアパートを借り、同時に中古車も購入する、という運用をしていました。

オフキャンパスに住みつつも車を持たずに4年間生活する友人も数人いました。彼らは、通学にはバスで、遊びに行くときには車を持っている友人にのせてもらう、という運用をしていました。

2018年の現在ではUberやLyftなどのライドシェアサービスも発達しているので、もしかしたら車なしでも割りとなんとかなるのかもしれません。

さて、以下では車の購入を検討したい方向けの情報です。

アメリカ留学中にどうやって車を購入するか

車の購入方法はおおむね下記の3つです。(新車の購入はここでは考えていません)

  • 中古車ディーラー
  • 掲示板(学校内、クレイグリスト)
  • 友達から

アメリカの大学街には必ず中古車ディーラーがいくつかあります。

お金にいとめをつけない場合、中古車ディーラーで購入することが一番簡単です。

(や、新車を買えるならそれに越したことはないですが…)

中古車ディーラーは当然手間賃を取りますので、他の2つの方法よりは値段が高くつきます。

学校の掲示板(オンライン、オフラインともに)やクレイグリストを介した中古車の売買も盛んです。

私のオススメは学校の掲示板です。

大学街では、あなたと同じように車が欲しい人がいるのと同時に、車を売りたい人もたくさんいます。もうすぐ卒業する4年生や、留学を終えて帰国する生徒たちです。

こうした生徒間の中古車市場はかなり大きいです。

注意深く掲示板をチェックしていると掘り出し物に出会えるでしょう。

また、卒業または帰国する友人から車を購入することもおススメです。

友人なので不良品を騙して売りつける、なんていうリスクはかなり低いでしょう。

アメリカ留学での車の購入価格はどれくらい?

アメリカの大学街での中古車の相場はどのくらいでしょうか。

Kelley Blue Book(KBB)というこのサイトを参考にしてください。

Kelley Blue Book

あなたの地域の相場が確認できます。

中古車ディーラーで購入する場合は、KBBの値段に限りなく近くなります。

一方、学校内の掲示板や友人間の売買だと、KBBの値段よりもかなり低い掘り出し物を発見する場合があります。

生徒間の売買でも基本的には、市場価格であるKBBのものに限りなく近づくはずです。しかし、まれに「急いで帰国しなければいけない」とか「単純に金に無頓着だから」といった理由で劇的に安く中古車を手に入れることができます。

私の最初の車は600ドルでした。たしかに状態は悪いものでしたが、破格でした。その車の持ち主が急遽母国である韓国に帰国する必要があったため、安く売りに出していたのでした。

↓私が当時乗っていた車と同じタイプ(フォードのトーラス)

アメリカ留学で車を所有する際の注意点(運転免許や保険など)

運転免許について

日本の運転免許証はほとんどの州で、すぐに無効になるでしょう。

短期旅行者向けに10日間程度の使用を認める場合もあるでしょうが、数ヶ月〜数年におよぶ場合居住州で運転免許を取得する必要があります。

アメリカの運転免許試験は次の2つから構成されています。

  • 筆記試験
  • 実技試験

筆記試験は、さほど難しいものではありません。私の住むカリフォルニア州では、一般常識程度の質問です。ぶっちゃけ準備する必要はないでしょう。一方他州では、ある程度の準備が必要な筆記試験もあります。

↓CA州の自動車運転規則。筆記試験はここから出題されます。

↓模擬試験がウェブに掲載されています。3種類程度の模擬試験があるので、それを全て事前に解いておけば、本番はなんとかなります。CA州については、当日3回まで再受験できて、びっくりしました笑。

筆記試験をパスしたあと、実技試験となります。実技試験では、実際に公道に出ます。試験官が助手席に座り、右に曲がれ、左に曲がれと指示をしてきます。

DMV(Department of Motor Vehicle)

DMVとはDepartment of Motor Vehicleの略で、各州で運転免許証の発行と車の登録(Registration)を司る行政期間です。よくお世話になることでしょう。

DMVは非常に感じが悪いことで有名です。組織として融通が利かない上に各職員の事務処理能力が著しく低いというダブルコンボで地域住民を苦しめますw

保険

もちろん入らないとダメです。車体が古かったり、小売価格が安いものであれば、保険料もけっこう安いです。

車検

 日本のようなX年に一回しっかり車検をする、というものはありませせん。カリフォルニア州はスモッグチェックといって、有害物質を排気していないかどうかの検査が義務付けられています。これは2018年現在では2年に一回です。

終わりに

アメリカの留学生活で車が必要かどうかは、滞在先の州・市と住む場所による、という話をしました。

ニューヨークのマンハッタン近郊、サンフランシスコ、オレゴン州ポートランドは便利な電車が用意されているので、車を保有する必要はないかもしれません。

アメリカの大学の多くはこのエリア以外の田舎にあるので、その場合車がないとかなり不便になることが予想されます。

とはいえ、大学構内であるオンキャンパスに住めば、自分の生活圏がすべて徒歩圏内またはキャンパス内バス圏内になります。その場合車は必要ないでしょう。

私は日本では車を要しない生活圏でした。勤め人としては東京の満員電車も経験しました。そんな経験から言えるのは、アメリカでの車生活はとても快適です。アメリカ生活の醍醐味を感じるならぜひ車を所有してみてはいかがでしょうか。